鍼灸で 体を刺激すると 自然治癒力が 引き出されます。
では 全身症状をどうやって治すか?
ここで 利用するのが ツボであり経絡です。
問診 脈診 舌診 望診などを用いて
滞った経絡を診断し、ツボに 鍼をします。
冷えていれば、お灸をします。
ツボとは、体表面に現れる 「反応点であり治療点」です。
的確な 経絡・ツボに 鍼灸をすると
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自然治癒力 発揮 グングン!
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その経絡の疎通がよくなる。
さてところで あなたは AとB どちらの空間をお好みでしょう?
| A 気の流れのよい空間 |
| B 気の流れのわるい空間 |
どちらが気持ちよさそう?
Aですね。
写真を見ただけで、気の流れがいいかどうかは、
誰にでも 感じ取れます。
「気の流れ」 とは、
体内の様々な代謝(血流、リンパ液、細胞液、神経伝達、内分泌等々)の状態を
ざっくりまとめて表現した、とても便利な言葉 なのです。
つまり 「健康=気の流れがよい(代謝が滞りなく行われている)」
といえます。
そういうものだと、思い込んでください。
鍼灸治療は ツボを刺激して、自然治癒力を引き出すことで、
こころと体を的確に 気の流れの良い空間へと整えていきます。
体のおそうじに似ています。
健康にいいこと、楽しいことは、体の気の流れをよくします。
体を動かすこと、心を動かすことが健康のために必要。
気の流れをよくするのは、鍼灸だけに限りません。
けれど、体を動かし、心を動かしているつもりでも、
自分の癖 習慣によって、自分では気づかない澱みがたまっていきます。
そんな気づかない気の流れの澱みを取るのが、
鍼灸です。
すこし 散らかっているくらい かも。
それなら 一度の治療でもよくなります。
年配の方や 体も心も苦労を重ねた方の体は、
あちこち 詰まっている かも。
そういう時は
何回か治療を続ける必要があります。
普段の生活の工夫 とても大切です。